夏島鉄道

鉄道模型や鉄道旅行を中心にアニメなどサブカルチャーにつても偶に触れていくブログです。

2015年12月

本日、JR東日本より2016年春ダイヤ改正の概要と北海道新幹線・青函トンネルがらみのプレス発表がありましたので、当ブログでも簡単に概要をまとめたいと思います。

1、北海道新幹線開業
 3月26日に北海道新幹線(新青森~新函館北斗)が開業し、東北新幹線との直通で東京~新函館北斗を「はやぶさ」が最速4時間2分で結ぶようになります。
 北海道新幹線はE5系およびH5系での運転となるため、当然グランクラスが連結されています。
 なお、青函トンネルの旅客輸送が(四季島を除き)新幹線にシフトするため、特急「白鳥」・「スーパー白鳥」、寝台特急「カシオペア」、急行「はまなす」を廃止します。(後述)

2、東北新幹線
 現在、盛岡~東京間で運転されている上り「はやて」2本の使用車両をE5系に変更し、「はやぶさ」に格上げします。
 また、E5系で運転される東京~仙台の「やまびこ」全列車でグランクラスのシートのみ営業を行います。E2系を使用する列車では、グランクラスの営業はありません。

3、北陸新幹線
 金沢~東京の最終列車となる「はくたか578号」の金沢発車時刻を19:45から20:17に繰り下げます。
 また、日中の東京~長野の「あさま」と長野~金沢の「はくたか」の長野での接続を見直し、平均5分程度で乗り継ぎが可能となります。

4、上野東京ライン
 10両編成で運転される上野東京ラインのうち、5:48東海道線国府津発宇都宮線直通宇都宮行、8:22東海道線小田原発高崎線直通前橋行、16:46東海道線熱海発高崎線直通前橋行の3本を15両編成に変更します。

5、中央線
 特急「あずさ25号」の始発駅を新宿駅から東京駅に変更します。なお、新宿駅発車時刻に変更はありません。
 また、利便性向上の為「中央ライナー2号」の運転時刻を全区間で10分繰り下げます。

6、高崎線
 朝時間帯に運転されている特急「スワローあかぎ2号」(新宿行)および特急「あかぎ8号」(新宿行)の使用車両を、現在の185系から651系に変更し、高崎線の定期特急列車を651系1000番台に統一します。
 なお、新宿~前橋で運転されている特急「スワローあかぎ13号」・「あかぎ13号」は利用者の減少の為、廃止となります。
 また、吾妻線直通の特急「草津」の全列車が長野原草津口行となり、長野原草津口~万座・鹿沢口で運転を取り止めます。

7、東京メガループ
 京葉線から武蔵野線への直通列車と根岸線から横浜線への直通列車を増発します。
 南武線の川崎新町~浜川崎に、新駅「小田栄」が開業します。

8、東北地方
 仙石線に新駅「石巻あゆみ野」が開業します。
 また、特急「つがる」の運転本数を削減します。

9、青函トンネル(在来線)
 北海道新幹線開業4日前の3月22日より地上設備最終切替を実施するため、以下の日程で在来線旅客列車の運転を廃止します。
(1)津軽線・江差線 普通列車
 運休列車はありません。また、北海道新幹線開業後も運転を継続します。
(2)特急「白鳥」「スーパー白鳥」
 3月21日まで平常通り運転します。
 3月21日の最終列車が最終列車となります。
(3)急行「はまなす」
 3月20日札幌発車の青森行列車が上りの、3月21日青森発車の札幌行列車が下りの最終列車となります。
(4)寝台特急「カシオペア」
 3月19日上野発車の札幌行列車が下りの、3月20日札幌発車の上野行列車が上りの最終列車となります。


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東北線 大宮駅にて 寝台特急「北斗星」 上野行 (定期)

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東北線 大宮駅にて 寝台特急「カシオペア」 上野行

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東北線 大宮駅にて

北斗星廃止から半年以上が経過して迎える春のダイヤ改正。遂に「カシオペア」も廃止になり、草津も区間短縮、あかぎは減便。
蒙古の並びも見られませんが(北斗星が遅れないと無理だった)、やっと高崎線特急が651系に統一されます。
そして、客車寝台特急という長い歴史も幕を閉じることになります。

そして、特急街道「東北本線」を走る特急列車も東武線直通特急のみとなります。

新幹線で遠い地へ早く行けるようになるのもいいですが、寝台特急のような旅情を感じさせる列車も残してくれると嬉しいのですが…、難しいのでしょうね。

最後の寝台特急となる「サンライズ瀬戸・出雲」には末永く走ってもらいたいものです。

タイトルの通り本日、南武線最後の原型顔205系であるナハ39編成がラストランを迎えるということで、南武線を撮るときはいつも行っている西府駅へ行ってきました。

西府駅に着いた時点ですでに小・中学生ぐらいの子供が数人、ホーム先端を陣取っていて、今日はホーム先端からではなく川崎方面行列車の停止位置目標の辺りからの撮影になりました。

私が西府駅に来てからも205系が来るまでに順調に人が増えていきましたが、特にトラブルといったトラブルもなく、川崎行電車が発車するときに子供数人がホームの線路側はしぎりぎりでカメラを構えていて警笛を鳴らされている程度でした。
容量の問題もあり、練電や貨物は省略します。

そして待つこと1時間弱、ついに205系が姿を現しました。

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南武線 西府駅にて 205系0番台 各駅停車 立川行

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南武線 西府駅にて 205系0番台 各駅停車 立川行

やっと、いつかのリベンジができました。リベンジが運転最終日になるとは思っていませんでしたが(笑)。

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あとは1200番台1本で側面ビートの入った車両への横ナハ表記は消滅します。
また、本日の時点で運用されていた205系2本はともにドア窓小窓車で、ドア窓大窓の0番台は埼京線と武蔵野線の一部を除き、すでに消滅しています。

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南武線 西府駅にて

205系が発車し後追い撮影をしていたところ、快速運用のE233系8000番台と並びました。

その後、折り返し列車を反対のホームから撮ろうと思いましたが、すでに相当人が集まっていたので、このままここにとどまっていました。

そして、折り返し列車は快速運用に入ってやってきました。

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南武線 西府駅にて 205系0番台 快速 川崎行

後追いのみしか撮れなかったですが、梯子が邪魔ですね(笑)。
しかし、私にとって南武線原型205系最後の撮影を後追いで締められたということで、ヨシとしておきましょう。

JR東日本が以前発表した、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の運行ルートが本日、JR東日本より発表されました。

「TRAIN SUITE 四季島」は、JR九州の「ななつぼしin九州」に続いてJR東日本が新型専用車両の開発・製造及び運行開始を発表したクルーズトレインで、現行の「リゾートしらかみ」などに採用されているハイブリットシステムや烏山線のアキュムなどの技術を応用して設計・開発を行う「電車」です。
ちなみに、JR九州の「ななつぼしin九州」は客車、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」は気動車となります。

この列車の運行開始は、2017年春より営業運転を開始し、春から秋にかけては1泊2日のコースと3泊4日のコースを、冬は2泊3日のコースをそれぞれ設定する予定です。

運行コースは以下のようになるとしています。

・1泊2日コース
 上野→塩山→姨捨→会津若松→上野
・3泊4日コース
 上野→日光→函館→伊達紋別→登別→東室蘭→洞爺→新函館北斗→青森→弘前→鶴岡→あつみ温泉→新津→東三条→上野
・2泊3日コース
 上野→白石→松島→青森→一ノ関→鳴子温泉→上野

3泊4日コースのみ北海道へ入線しますが、この経路どこかで見たことあるなと思ったら、日興経由する以外は「北斗星・カシオペア」と「あけぼの」の経路組み合わせただけなんですよね。まあ、五能線経由かもしれませんけど…。

また、この列車の為に東京駅八重洲中央口改札外に、「GALARIE 四季島」がオープンします。

しかし、上野発の列車なのにどうして東京駅…。
まあ、2016年1月に四季島のアピールのために設置するものらしいですが、だったら新宿とかの方が人来るんじゃあ…。

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京浜東北線 蕨駅にて 寝台特急「カシオペア」 札幌行き

ということで、現在のJR東日本のクルーズトレインE26系「カシオペア」です(違う)。

正確には上野∼札幌の寝台特急「カシオペア」にも、クルーズトレイン「カシオペアクルーズ」にも使用される車両というだけですね。

上野写真は記述の通り、札幌行きの通常列車で、「北斗星」の廃止直前にEF510が車両不足に陥りEF81による代走をしていた時のものです。

「四季島」が営業運転を開始したら、E26系客車はどうなるんでしょうね。

昨日、営業運転を開始したE235系ですが、トラブルが相次ぎ初日の運転予定を途中で打ち切りました。

トラブルの内容は、ホームドアと車両のドアがうまく閉まらないトラブルと、大塚駅入線時に手動ブレーキを使用したところ、運転台のモニタに多数の故障表示が点き停止位置手前で停止、再起動で復旧を試みるも復旧できずに運転打ち切り、という流れのようです。

ドアの方はホームドアの検知の問題だったようですが、ブレーキについては車両のシステムの問題だったようで、JR東日本はシステムの初期不良だとしています。
そのため、修理・システムの書き換えが必要と判断されたようで、本日からしばらくの間、営業運転から離脱するそうです。

例によって例のごとく仕事で撮影には行けませんでしたが、この関係で本日、E235系トウ01編成は長岡のEF64 1000牽引で長野へ廃車回s
…もとい新津へ配給回送かれました。

これは、上記の修理およびシステムの書き換えを新津で行うからのようで、事実上の製造メーカーへの初期不良返品です。

これを聞くと、どこかのケヨの赤いニートレインを思い出しますね。
実際、
・異様に長い試運転軌間
・JR東日本では初採用の技術満載
・まともに営業運転できずにメーカー返品

…E331系は営業運転もできる試験車両で、なおかつ山手線に比べれば地味な京葉線での営業を前提にしていたので、これでも仕方ないかなと思いましたが、E235系は山手線の新しい顔、量産先行車とはいえ今後量産していく車両なのにこれって、非常にまずいのではないでしょうか。

209系(901系)登場時は「走るんデス」なんて呼ばれたりしていましたが、車体がボコボコニなりながらもあっちは一応17年間まともに走りましたし、一部は千葉で現在も走っていますが、E235系は営業運転8時間…。
この電車、「走れないんデス」とか言われだしてもおかしくないですね。

…はやく新津から帰ってきて元気な姿を見せてもらいたいものです。

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